MolDesk Screening version 1.1.55 リリース

機能追加

  • Docking 計算で、多数の化合物を一度にドッキング計算するときに、conformer の生成をするか否か選択可能にした。
  • Display – Surface – Pocket メニューの追加。ポケット生成したあとに、ポケットを構成するタンパク質の表面表示を可能にした。
  • Select – Protein メニューの追加。系のタンパク質だけを選択できるようにした。
  • MD 計算結果のトラジェクトリ解析で、Angle 解析機能の追加。任意の 3 原子を選択して、3 原子のなす Angle の時系列グラフを表示。
  • MD 計算結果のトラジェクトリ解析で、RMSD 解析機能の追加。任意の分子を選択して、分子の初期座標に対する RMSD の時系列グラフを表示。
  • Fog 機能(奥行き方向に背景に溶け込ます機能)の追加。
  • [Move] 機能のマウス操作性改良。
  • [Make DB to predict Activity] で、ChEMBL データから学習して活性値予測のための回帰パラメタを作成した後に、実験値と計算値の相関グラフを表示するようにした。(マニュアルでまだ説明してない。)
  • [Predict Activity] で、多数の mol2 ファイルを入力して、一度に複数の化合物の活性値を予測して結果をリスト表示するようにした。(マニュアルでまだ説明してない。)
  • [Predict Activity] で、複数の化合物の活性値を予測した際に、学習に使用した ChEMBL の化合物と予測した化合物を主成分解析グラフで同時に表示して、予測化合物の位置を確認できるようにした。(マニュアルでまだ説明してない。)

バグ修正

  • psygene による 並列 MD 計算において、原子数が 100,000 以上の場合に、出力 PDB の format を修正してないため動画など結果が表示しないケースがあったバグ修正。