MolDesk Screening version 1.1.18 リリース

機能追加

  • スクリーニング計算の、結果リストのすべての化合物の3次元的なドッキングポーズの表示を可能にした。リスト上で、高速に次々切り替えて表示可能。
  • スクリーニング結果リストの2次元化合物画像生成時にメモリ不足が生じるケースがあったため、起動時に設定する最大メモリ量を 2GB –> 4GB へ変更した。
  • NMR実験データによるドッキング計算 [Docking NMR] において、[Show Customize Tabs] ボタンを設けて、ドッキング計算プログラム sievgene_NMR のほぼ全部のパラメタ―をユーザが自由に設定可能にした。
  • 外部プログラムとして使用している myPresto プログラム群の中の setwater プログラムを最新のものにし、高精度な結晶水の付加を可能にする計算機能を追加した。
  • [Display] – [Surface] により、分子の表面を作成する処理を見直し、[Display] – [Hide All Surface] で表示をすぐに消せるようにした(以前は、コマンドの一つの扱いで、Surface を消すためには履歴を戻す必要があった)。
  • [Color] – [Tube Ribbon Cartoon] – [Chain] で、ユーザが選択した複数の分子間のすべてのチェインの色分けを可能にした。

バグ修正

  • スクリーニング計算直後に、結果リストが表示しないことがあるバグ修正。
  • [Move] が動作しないことがあるバグ修正。
  • [Make Pocket] で、ポケットの中心座標 (x, y, z) 入力でポケットを指定したときに、ポケット中心原子の選択を要求するワーニングが出るバグを修正。