MolDesk Screening version 1.1.54 リリース

機能追加

  • [Predict Activate] (Docking score QSAR) 関係のプログラム (myPresto) を更新し、活性値予測の精度が向上した。
  • 画面の右下の TaskBar に、長時間ジョブの実行と終了をリアルタイムに表示するようにして、長時間の計算ジョブを実行しているときに、何の処理を実行中かわかるようにした。並列処理の実行では、実行完了(または実行中)ジョブ数 / 全体ジョブ数 をリアルタイムで表示して進行状況をわかりやすくした。
  • myPresto の split_mols プログラムの更新。これにより、[Convert to 3D Mols] で、入力 sdf ファイルの複数の化合物の順番で、3次元化した複数の化合物の mol2 ファイルを生成するようにした(従来は順不同だった)。
  • [Global Minimize] [Global Dynamics] の Dialog で、Generalized Born 法を使うか否かのチェックボックスを追加して、Generalized Born 法での MD 計算が簡単にできるようにした。
  • [Make Pocket] で表示する Dialog で、ポケットの中心座標の入力を、Text から Spinner に変更して、マウスだけで数値を変更できるようにした。
  • [Undo] [Redo] で履歴を移動したときに、特定の View を自動的に前面に表示する機能を追加。
  • すべての Dialog の縦 (y軸) 方向の画面のサイズ固定をなくした。(従来は、Dialog によっては、環境によって縦方向の画面が切れることがあったのをなくした。)

バグ修正

  • [Make DB for Screening] [Remake DB for Screening] の処理で、version ファイルを生成しないバグ修正。( ver.1.1.53 だけに混入したバグ。)
  • スクリーニング計算のプロジェクトを表示したときに、デフォルトで Screening Info 画面が表示しなくなっていたバグ修正。
  • [Substructure Search] [Topology Graph Similarity] の計算終了時に、計算結果のある Console 画面が前面に出ないで、Screening Info 画面が前面に出るようになっていたバグ修正。
  • [Screening: MTS/Docking score] [Screening: ML-MTS] [Screening: ML-DSI] で、Remake grid files of protein をチェックしたときに、並列計算でなく逐次で grid ファイルの生成をしてしまうバグ修正。(計算結果に影響はないが、計算が遅くなる。)