MolDesk Screening version 1.1.58 リリース

機能追加

  • 化合物リスト全般で、化合物の(各種)特性値を表示するカラムを増やした。
  • Display – Label によるラベル表示が、直近のボンドや原子に隠れないようにして表示を見やすくした。
  • Color – Tube Ribbon Cartoon – Chain メニューを追加した。
  • 3D 表示で、Wireframe と リボン表示などが分子全体で同時表示されている場合に、コマンド実行後も表示が保存するようにした。
  • ドッキング結果の化合物リストで、[Add Selected Docking Result] による系への分子追加時に、表示状態が維持されるようにした。
  • Display – Surface (eF-surf/eF-seek) メニューの追加。PDBj の eF-surf/eF-seek サイトでユーザが生成した分子表面ファイル(任意座標)を入力して、静電ポテンシャル面などの表面を表示できるようにした。MolDesk が作成した表面ファイル(.jvpolygon)も取り込み可能にした。
  • Preference – Internet の Ligandbox Download URL のデフォルト設定を、mypresto5.com サイトに変更した。
  • [MVO Screening] で、入力ターゲット分子の mol2 ファイルの COMMENT 行の property をユーザが指定できるようにして、スクリーニング結果リストで指定 property 値で分子識別ができるようにした。

バグ修正

  • [Add Fragment] で、系に分子が存在しない状態でフラグメントを入力するときに、3D 画面にフラグメントを表示しないバグ修正。(このバグは、ver.1.1.55 から内在した。)
  • ドッキング結果の化合物リストで、[Add Selected Docking Result] により系へ分子を追加する処理でリソースリークがあり、[Add Selected Docking Result] 実行後に動作不安定になるバグ修正。(このバグは、ver.1.1.39 から内在した。)
  • スクリーニング結果の化合物リストで、[Add Selected Screening Result] により系へ分子を追加する処理でリソースリークがあり、[Add Selected Screening Result] 実行後に動作不安定になるバグ修正。(このバグは、ver.1.1.39 から内在した。)